写真

小雨が朝から続く。

傘がいるか要らないかの瀬戸際。

差しても霧雨が体を濡らす。

お昼なのでトンカツを食べて帰ろう。

天窓から雫が降っていた。

修理を終えたばかりなのに、

床、カーテン、書籍が・・・

ショックで言葉が出ない。

沖合いの人工島にそびえ立つ、

海底トンネルの呼吸器官。

海ほたるは何時も混んでいて、

並ばずには入れない人気ぶり。

新しい滑走路が完成して、

新しい管制塔が供用される。

街が新しく機能的に、

発展していく様を眺めるのは楽しい。

連休といえばこうなりますね。

今回は徒歩で散策。

ご苦労様です。

次に登山するのは何時だろうか？

目くるめく変わる雲の表情、

日没後に山頂から見た、

関東平野に広がる山の影。

高山病を吹き飛ばす登頂の達成感。

夜空を眺めるのが心地よく、

ぎりぎりの肌寒さに秋を感じる。

焚火の音が大きく聞こえた。

火をおこす事から始まり、

湯を沸かし、肉を焼く。

食事が終わり一段落すると、

また炭を足し火を眺め、目が乾く。

日没後の空を、しばらくの間眺める。

刻々と変わっていく、美しいグラデーションは、

日本でも、世界のどこで見ても、

何度見ても、いまだに飽きのこない瞬間。

逃げられないよう、

そっと、そっと、近づく。

ばれているけど、

逃げられないように。