まだ誰も入っていない、

雨季に開かれる沐浴場。

緑が少し鮮やか。

賑わう時期に訪れてみたい。

境内には象がいて、

お賽銭を渡すとなでてくれる。

不安そうに見守る少年、

泣け叫びながらなでられる少年。

ガイドブックには名前が書いてあるだけ、

尋ねると、メインテンプルだと言うので、

カーマクシ・アンマン寺院に向かってみる。

この町には数々の寺院がありすぎる。

厳しい日差しを避けて、

ゴプラム（塔門）の下。

行き交う人などお構いなし、

犬も人も安心して昼寝。

参拝の列が絶えない、

樹齢3500年のマンゴーの木。

その木の下で、

シヴァとパールヴァティーが結婚した。

ゆっくりと回廊を歩き、

ゆっくりと周りを眺める。

いたるところに祠があり、

数々の神々が祀られている。

インド人でヒンドゥ教徒しか入れない

本堂を回廊がぐるりと囲む。

柱の間には山車が置いてある。

期待していた以上に大きく、広い。

足の裏は焼けた地面でヒリヒリ、

ジンジンと脈を打っていた。

お寺の中に入ると床はひんやり、

気持ちいい、スッと痛みが引いていく。

いい感じのゴプラム。でかい。

上への階段があるから登ってみたかった。

しかし、地面が熱い、カーペット歩いても熱い。

平然と歩く皆さん、足裏はどないなってるんですか？

まずはエーカンバラナータル寺院に行く。

境内までは靴を脱ぎはだしで歩く、

地面が焼けて熱い、熱すぎる。

フライパンの肉になった気分。