お腹が空いたらカレーを食べる。

石釜で焼き上げるファーストフード。

毎日食べてもぜんぜん飽きなかった。

キッチンに石釜が欲しい。

旅立つ前に、最後のマハラジャの喪報を聞いた。

71年まで王侯による統治が認められていた為、

政治的、経済的、マハラジャの影響力が強い。

ちなみに旗が立っているときは在宅中。

サワーイー・ジャイ・スィン2世によって建設が始まる。

ここには各星座、太陽、月、夏至、冬至等、

秒単位で星の位置が解るシステムもあるとの事。

すんごいと思う。それよりも建造物がかっこいい。

綺羅に着飾ったフタコブラクダ。

お金を払うと城砦内を、プラプラ、乗せてくれる。

乗らずに調子に乗って、写真を撮り続けると、

お金をせびられる。ご用心。

アンベール城の上には、ジャイガール要塞があり、

山の頂から街を一望できる。

でかい、何処から街で、城なのか良く解らん。

綺麗に刈り込まれている庭園、

庭も幾何学にデザインされている。

日本庭園は、自然を置き換えているが、

イスラム庭園は宇宙を表現しているのだろうか。

沢山の人が見惚れている、

鏡の間はキラキラしている。

花のモチーフがピカピカと、

光が差し込むととても眩しい。

反復される幾何学模様。

近づいて見ると、一つ一つの仕事が細かい。

暑く乾いた大地で、涼しげに生活する工夫がここにある。

爽やかに風が壁をすり抜けていく。

城の中に入ると、風通しも良く涼しい。

40℃以上の気温だと、つい日差しから逃げたくなる。

逃げたくなるのは動物も同じ。

500年以上前に建てられた城、野犬の昼寝。

ここにも共存の道。

美しいモザイクに装飾された門。

多様な信仰形態をとるインドらしく、

イスラムとヒンドゥーの装飾が調和している。

排他することなく進む共存の道。